Smythsons

Still Moving Lives

22 (Sat) Aug. - 29 (Sat) Aug., 2026

OPEN 12:00 - 19:00 / CLOSED: WEDNESDAY

LOWWにとって、現在の場所で開催する最後の展覧会となります。

最後に私たちが選んだのは、「写真」という表現でした。

写真は、目の前にあるものを写し取るだけのものではありません。そこに写っていないもの、そこにいたはずの人の気配や時間、そして人間と自然との関係までも、静かに映し出すことができます。

本展では、人間そのものが写っていない写真を手がかりに、自然と人の営み、その間に生まれる風景を読み解きます。誰もいない場所に残された痕跡や、自然の中に刻まれた人の時間を通して、写真というメディアが持つ「見ること」の可能性をあらためて考えます。

LOWWは、この場所での活動を終えます。しかし、私たちはこれを終わりとは考えていません。

これまでここで出会った作品や作家、そして訪れてくださった一人ひとりとの時間は、これから先へと続いていくものだと信じています。

この最後の展覧会が、過去を振り返るためだけではなく、まだ見えていない次の風景へと目を向けるための、小さなきっかけとなることを願っています。

これまでLOWWに関わってくださったすべての方々へ、心より感謝を申し上げます。

そして、またどこかで、新しい風景をともに見つめられることを願って。


Smythsons

知覚の本質と錯覚の境界を凝視するアプローチで、音楽、写真、映像作品を制作する杉谷諭によるプロジェクト。主な活動として、Place Mでの写真展『Understanding of You』(2014年)、多摩美術大学アートアーカイヴセンターでの映像インスタレーション(2019年)、シアターXでの映像上映(2020年)などが挙げられる。

近年は、王立アントワープ芸術アカデミー(2023年)や、Honk-Tweet Museumにてベルギーのアートコレクティブと共演したライブパフォーマンス(2024年)など、海外にも活動の場を広げている。作品リリースはトゥルクやシカゴのレーベルから行っており、ティーチイン・セッションを取り入れた独自のDJイベント「Pondcore」も主宰している。